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もし幸せに生きたいと望むのなら、考えるのを止めればいい。幸せな時間、人は深刻な話には気を傾けない。そうしてコントロールされている。無関心なために、不気味なほど幸せ。笑いつづけて死ねばいい。







石になってしまわぬように、
人は求める
光を求める
時が溶かされることを、
切に求める







どこへ逃げたって無駄さ、
世界は隈なく地獄だからね。

夢からさめれば地獄を見るよ







14才がバスジャック。テレビのニュースで分析家が「この少年は自己顕示欲が強い傾向」と言っていた。自己顕示欲に乏しい14才ってどうかと思う。
少年の言う「世間をあっと言わせたい」というのは、怒りのサイン。苦しみのサイン。

またも世間は耳を塞ぐ







無害に生きる? それともそのまま何もなく?

削り取られる、感性のツノ

磨耗する無垢







「スポーツ、スクリーン、セックス」
人間の思考は、無能に。







飢えた化物が日常を占めて、そんなのが多数だから、健全な人が己を疑う。







自分が存在している理由を、正確に。







悪魔は棲む。食べ物の中に、ノイズの中に、人の集まりの中に、ストレスの中に、水の中に、空気の中に。







人生が脈動で充たされて、

生気が、全身かけめぐる

人生を暗く覆っていた恐怖

恐怖は消えて、

霧の中から私は目覚めた、

血が全身めぐり、息をしはじめた

人生が再び 廻り 命
命は、輪を書き、

宙に浮遊するように

回転している 回転 回転

命の脈動







無思慮な人々、その行列、母親、妹、見知りの顔が、亡者の渦に巻かれている。不快な歯の音、笑う顔、汚い小さな人々が、何もかも全て奪いつくす。







平和こそが悪を生産する。なぜなら平和は退屈だから。人をぶくぶく肥らせて、腐らす。







常に走りつづけていないとならない。さもないと体は石のように固くなり、影に記憶は奪われる。既成概念、夢を見ながら、夢と気づかずに呪われる。人間は常に格闘していないとならない。腰を下ろしてしまえば、ただちに、根が張り、溝ができ、レコード盤が同じ演奏をくりかえすように、同じ曲目をくりかえす。平和は恐ろしい、平和は人に、危機感を煽らず、人の心を石に封じる。







血のアケロン川、向こう側
潔白、ならずの有罪の
両の手、染み付く黒い、根が伸び
足の指にも根がめぐり
動けぬ

乾く、ひからびる
故郷、渡りを妨げる狐火
白を惑わし
アッシャーに棲まい
夢に騙されて 肉を追う

肉歩く 肉迷う
肉を求めて肉
、迷う







自殺ばかりを考えていた。今は生きると決めたけど、それは自殺を失くすため、暗い世界を明るくするため、それ以外には生きる気が無い。

呪われていると思う

思い込みの中で生きている、社会全体が呪われて、くさってる。

妹のかつての同級生が自殺したのだという。21才か。母は通夜に参列。自殺の理由はわからないらしいけど、思うのは、誰に話しても受け止めてもらえない、誰にも救われない、そういう孤独があったと思う。何の意味も無く、嘘を演じきれず。苦しいのを身にまとわせ、行き場のない歪みが腹をうずまく。

身がひきちぎれそう

こんな世界はもういらない。







立ち止まり
光がみえる
出口へのドア







いらなくなった道具を切り捨てるように

まるで、目を被うために、腫れ物に触るように

嫌悪し、十字架をかけて、いじめるように

白い目で、その者を排除する。

秋葉原の通り魔の犯人、

彼は、私たちの一部だ。

犯人は“特殊”では無い

現代では、誰もがあのようになれる

一酸化炭素自殺、それと変わりない衝動

狂いたくなるよ、こんな世界では

凶悪、悲惨、

その種、病巣は、現代に蔓延している

社会そのものが病んでいる。

人間社会が病気から回復しないかぎり

こんな事件は何度でも起きる

被害者の人、遺族は、悲惨で、やりきれない







こんな世界は、ぶち壊してやろう。さもなきゃ安心して死ねない。自分の命はどうでもいい。生きているのは寂しいし、生きながらえてもつまらない。未練があるのは世界が腐っていること。それをどうにかしなきゃ死ねない。死にきれない。新しく生まれる人たちのために何とかしないと、自分が嫌いでダメになる。







ニュースを知って、切りつけられたような感じがした。胃が縮んでしまってるのか、晩飯が腹に収まらない。
秋葉原の通り魔事件、犯人がどのような心境だったか、それが、視界がひらけたように、見え、つながった瞬間、忘れていたもの、かつての自分が思い出された。

犯人の絶望、それを知る人は誰かいないか?

多くの人は、被害者へ同情をするのだと思う。

被害者は悲しい、でも加害者も悲しい。

こんな嫌な世界に、閉ざされているために。

頭の中、途切れていた配線があって、それが今、つながった感じがある。

犯人の、声にならない叫びが痛い。







反抗している。逆流している。社会から見たら自分が異物のように感じてしまう。でも、どうやら違う。現代社会という枠を、さらに大きな目で見てみる。社会潮流、それは、それ自体が逆流をしていて、その流れの中を、自分は真っ直ぐに順行していたし、そうしている人はいくらかいた。 (友人同士では共鳴できた。) それは、若い年齢域に多くいた。それが、23才を過ぎた頃、社会の流れに飲まれはじめる。身を任せずにはつらいから。軋轢。けれども、社会自体はすでに古く、時代遅れの骨董品。形骸化していて、中身が無い。
新しい時代は、今、個人個人の手元にある。ひとりひとりの水滴は、ある一方へと向いている。流れの力は、共鳴し、集合され、勢いをつける。それが、やがては、抑えがたい一筋の大河となり、社会の壁を決壊させる。
(運命的必然性として )







後悔…、後悔しか残らない。幻想に心費やしても。いかに幸福で、プライドあっても、金持ちでも、浅はかで、本質とは距離を置かれている。不平不満が鳴り止まない。霧の町で、一人ひとりは生きている。霧が晴れた時に、後悔がはじまる。身を焦がされるような恥辱。
この火に焼かれるのを畏れて、逃げ続けるのはもう止めよう。

人を黒く染める雨雲の下、浄める炎に独り焼かれ、焼き尽くされた時、世界が見える。







温室で、平和で、肥料を与えられて育つ野菜。ガラスでできた、割れない部屋、砕けずに、その中では、温暖で、守られて、隔てられて、目に眺められても、触れることはできず、遠い景色を思いつめる。思いながらその場に根ざす。







守るものが一切無いからこそ、剥きだしであるからこそ気づくことができる。アウェアネス、気づく。気づけば、己の偽りは剥ぎ取られ、世界はありのままの姿を見せる。美しいものと、醜いもの。人間はどれも醜い。物質の影に呪われているために。集団的催眠、多くの者は、偽りの中にまだ生きている。さまようだけの影のように。そんな嘘から目を覚ませば、体の軸から円が溢れる。

堕落してこそ、苦悩してこそ、悪人であればこそ救われる。善良な市民とは違い捨て身であるから。善人は一生、救われることが無い。守るものが多すぎるから。

一個でもあれば呪われる。







絶望の中でこそ、その人らしさは生きてくる。生まれた意味は、真っ暗い谷底でようやく見える。暗い中でこそ、絶対の白が見える。

生まれるべきものが眠る泉が、人の内面には置去りにされている。







昼の世界の王さまは、目に見える物を愛でよろこぶので、夢の景色は塗り潰される。昼の世界に取り残された、はぐれた一人の置去り迷子を、飾り物を着せて「愛している」と。

「声の出せない者に権利は無い。」犬には服などいらぬのに、猫には帽子などいらぬのに、お構い無しに、彼らに自明のものさしで、めくらで、心の闇は、塗り潰される。その目で、その手で、光によって。ペンキをかぶせるように。

子どもたちは大人に育てられて、黒焦げになる。







泣かされている少年少女
酔った人が切り取った
チューリップ、

首が、地獄のこの世で笑う







地から高みへ、背後から
奈落へ引く声
苦しみを和らげ
平和で優しい夢を又見る
光を求めてさまよう蛆
泥でつくられた暗がりで、
出られぬ部屋の独房で
ベッドで、眠る
繭のように
それが萎んで、春がきても
生まれることを忘れている







私たちそれぞれは、自分の目でもって見極めなくてはならないと思う。そうしなくては、知らぬ間に国家規模の大きな犯罪に加担していたり、また、食品で病気にさせられていることも事実ある。自分で判断する間も与えられねば、エスカレーター式で天国行きだ。「前向き」だなんてばかげたコピーが流布していて、そういうコピーは、新聞やテレビを通して思考回路に刷り込まれる。そんなシステムで国民生活は回転する。ひどいと思う。社会が善良だなんていう幻想をまず認めて、この悪夢から開放されるべきだろう。チベット問題の報道について、社会構造の隠蔽体質が明らかに見て取れると思う。国民は、演出された同意によって扇動され、潮が引くように、問題を置き去りにしたまま、問題意識を忘れさせられる。こうコントロールされてばかりだと、人が生きていく自律性さえ、よくわからないものにさせられてしまう。そういうことが怖ろしい。世の中が暗く、命が見えないのはこれが原因じゃないか。命が軽く扱われるのは。有象無象の溢れる中に、自分ひとりだけが正気でいる。正しい意識でいるはずだと思うと、大多数からは狂人と思われている。狂っている人が1000人いて、彼らに理解不能ならば、1人の者は狂人と呼ばれ、疎まれ、白い目で見られたり。それだから、多くの者は世間に迎合しようと思う。若いうちには勢いがあっても、“まとも”風に見られるために、世間体を気にして自分を無くす。ほんとうに正気な人は少ない。わずか、出会えることは稀なことで、出会えたとしても、人は変わらないとは限らない。我一人のみ独特の考えでいれば、言葉の通じる相手は減る。孤高であることの不安や寂しさがあり、そのために注意がもっとも必要なのは、自分自身に他ならない。自分自身を疑わなくては。







朝、めざめ、いつものように小便を済ませ、いつものように支度をする。玄関をあけて出かけると、私は影になっていました。
私は急いで歩くので、ボロボロになって、ふりまわされて、私は出血していました。血と言いましても、影の流すものですから、なんていうことはありません。本体は、無事、いつものように電車に乗り、いつものように仕事場に着くのです。
おはよう、と同僚に声をかけた時、私の痛みは消えていました。しかめしい顔をすることはなく、通勤中の憂鬱もさっぱり無いです。
その日は晴れていました。
晴れているということは、なんだか胸が躍るものです。頭の中でそんなことを思うのです。
それから、昼休み中となり、日の光はしだいに翳ってきていました。だから、私の記憶は、途切れ途切れ、となります。家へ帰り着いているころに、私は再びめざめました。
それから、すぐに寝る時間です。
おやすみなさい。私は深い眠りに着きます。
私は自動で運ばれて、どこかで再びめざめましょう。







死者と私とは、同じ眼をもつ
私と、他者とは、同じ眼をもつ
私は虫や蛇とも、同じ眼をもつ
食された動物と、食した私とは、同じ眼をもつ

死者へ想いがあるのなら、それは届く
罪があるなら、呪われる
悔悛するなら身は引き裂かれる
引き裂かれれば、報われる

想い、行為は共有される

個の壁が溶かされたのちに
全ては1つに還元する







赤の女王は言いいました。
「ここでは、同じところにとどまりたいのなら、全速力で走り続けなければならない」
 
〔ルイス・キャロル/鏡の国のアリスより〕







ボタンは掛け違えられている。

それで、そのまま疑問なくいられるのは、大多数の人が同じ間違いを犯しているから。







世界が一つの影になったように、どぶねずみ色した空の巨大な傘の下、薄暗くなり、ぼやけてしまった自分の影が、輪郭をこえて、大きな影に複合される。 雨降りのこんな日は、人と出会ってしまうのはいけない。友だちも親も、だれもかも、大黒雲にのまれていて、正気な人は少ないのだから。







火が、こどもをもやす。 もえひろがる火はあの子に引火し、あの子は消えた。隣にいた子は泣いていた。泣いていたから、忘れなかった。 ぼくは忘れてしまうのだろうか? おそろしくて火からかくれる。 黒こげの人が町をいく。 隣にいた子は今も泣く。 ぼくには何にもしてやれない。 黒い人しかいないのだから。 こどもは無力で何もできない。 町はごうごうと焼けて、大声をあげて笑っているように見えた。







悪魔に囲まれ見る夢は、酒に酔いつぶれるのに似ていて「ばかげた夢のようだった」と嘆くまでは、視界を見えないままにする。

塗り潰された目を持つ者。不幸な彼は海辺に佇む。陶然として、海の向こうにある国を夢見る。

それは架空の国であった。高額な車を乗り回していて、飽くなき快楽に奔走する。邸宅は、彼の精神の反映であった。

それは地獄の谷であった。有象無象がのさばっていた。人は悪魔に耳を貸した。

誰もが諦めていた。
狂っていた。
従っていた。







画家のみが知る妙なる奥行、画家は秘密を知っている。

忘我の果ての深淵について。







笑う 笑う!我々は阿呆

一歩一歩と地獄に盲てずり落ちているのに

笑い続けて止まれない







憑いて回る。濃霧のような重たい影、余計な記憶であるそれが粘着質のようで、分離できないことに苛立つ。光の下に、憑いて回る。深夜になって迷走すれば、闇の黒さに透過するだろうか? 何より今は凝り固まって醜くて、澱はたまっていくばかりで、囲われていて、腐り始めた。地平の澄み渡る展望は、取り払われた壁の向こうで、無限に同化をさせるのだろう。絡みつき回る影を明るく、照らし出す。照らし出す。







喧騒の海に溺れていた。耳から、口からはいり込む支配に、心はついにはうち折れて、若い鋭さを失ったときに、近隣の愛の手の内に沈む。「否」を唱えるのは孤独にさせるし、脱却するには確信が見えなく、「外の世界? そんなのありえないさ」 って、友だちはいつもあきらめ顔で、狭い世界で一生を終えるという、誤解された真実によって、腰をおろすことをいつも想定している。







イメージによって人は遮蔽されている。メディアが描く世界観からは脱却できることが無いし、真実を知るための労力を注ぎはしない。なぜといえば、余った時間は取れないほどに忙しいし、余暇にはスポーツを見たりする。心がいつでも忙しい。いつでも何かに支配されている。自分では無い何者かに。







私たち同士が、どうして傷つけ合わなくてはならないか? 先進国の、光の射さない地獄には、相手の命が目に浮かばない。倦怠の、大洪水に呑まれていて、己の命も知らずにいる。







この世で何より恐ろしいことは、ここが地獄だというのに、誰もが笑って暮らしていること。時を浪費し、気晴らしのために、生死の問題を先送りに、解決することも無く年老いて、生に飽くなき未練を引きずる。







使い古しの共通意識。万人が理性で理解できるようなイメージは、固まりすぎていて息が詰まる。何遍何万回も、今までくりかえされてきたことは、行き渡っていて色褪せている。







ふらふらと乱れ無自覚に傾く、この重力を一点に鎮め、重力が愉快なものだと気付くとき、正しいリズムが内から溢れ、回転する。そして記憶を取り戻す。







死を意識するまで安楽椅子で、前後に行ったり戻りして、その場で動かず、退屈な空気を紛らわそうと、ぐるぐる回し車をマウスのように、延々と永遠を探して走る。







みにくいものは見向きもされず、厭われ、誰に語られることもなく、この美しき(意匠を凝らした)世界の、どこか、目立たない片すみで、ひっそりと泣き濡れる。人の笑顔のその下にも。











まわりの全てがそうだから、注視しないと騙される。行列は崖へ続いていて、途絶無く人が並んでいる。前にいる者の背で、前が見えず、最後まで来てようやく気付く。緩慢な自殺であったことに。







おおい尽くしている満天の星を、少女は、ある日、拾い集めた。家から遠く、どこへでも出向いて。けれども朝日が射しこんだ時に、それらの星を消してしまった。 宝石箱は虚(から)になって、少女は再び、夜へ出向いた。 美しいものは、所有してしまうと色あせて、追っても追っても、集めても、その都度、こぼれおちて







水面にゆらゆら、餌が浮かんでいる。それが罠だというのを知らず、仲間の魚は釣られていく。水中では汚泥が巻き上がっていて、赤い魚も、青い魚も、全て死んだ眼の魚として、笑いつづけ、ぐるぐる回ってばかりいて、声をかけてもリンクできない。腐敗が視界を汚していて、その罪で物が見えていない。







アスファルトの平らに均された上を歩いていると、何だか同じ道を廻っているだけのような気がした。余白が埋まった飽和の上に、心をどう描けばいい? 我々の余地は無い、決められたコース。 硬いアスファルトの下に、命さえ隠された、こんな世界を塗り替えたい。 







死ぬまで夢見て暮らすのだろう。「地獄」の渦中で気を失い、眠りの内に「天国」を見る。世の幸福なものには危険があり、情欲、情愛、情けによって人は夢見る。







見つけようとする目には映りこむ

探しものは見つかる

求める者には訪れる

光を求めて追いかければいつか

ほんのささやかなサーチライトで

消え入りそうなか細い火で

(求めるのならば)







ここは、どこへ行こうと人の世界。どこまで逃げても夢の中。どこまでも晴れない霧の中、迷い歩いて、夢を行く。幻の中に生きている。







ABRAXASという神がある。醜い性質と美しい性質、その両性が織り込まれることで隠された存在を目覚めさせる。卵の割れた中から生まれる。悪と善とが知り尽くされれば、その彼岸へと人間は渡る。カルマによって編まれる糸は真実を宿す織物となる。神であり悪魔。白日であり漆黒の闇。浄化と悪夢。







人類を余す事なく蹂躙する疫病。気を抜いていれば冒される。物の見えないこの世の悪夢に、茫然自失で私たちは、心をゆだねて他人任せだ。自律神経失調症。







美しきものに身を任せれば、無限大に拡がる宇宙に邂逅する。中心軸からリズムが拡がる。
その状態になるために生まれてきた。







死を想え、死を意識すれば浮かび上がる。命の意識に浮上する。 瞬間ごとに花咲く命

ここから遠のくことの無いように

忘れるならば囚われるだろう 時間のまどろみ、霧につつまれ







人は産まれて死神を背負い、非永遠のトンネルを渡る。暗い水脈に舟を浮かべて、揺られ、低い方へと下がり進む。常に止まらず流される。







この世で正しく生きる人は少なく
だいたいの人物は狂気の渦に
狂わせられて
病んでいて
誤った道を歩かされる

思い出せない
捨てなければ
思い出せない
影を振り切るようにして走れば
いつか渦から脱け出せる?







太陽は呼びつづけるよ

重たい雲の隙間から

重たい色をまとう者へ











泥は多くの有機物を含み

稲が育つための栄養となる







静かであれば聴こえてくる

全身から力を抜いて

恐怖を忘れ、我を忘れて

深く







足りないページを持っていて
それは経験で補われる

かつて読めない本の文字は
やがては必ず理解する

書物は、経験がいかほどかを表す指標







巨大な渦が、人をのみこもうと
地球全土を蔽うかのような不協和音が、神経をかき毟る。
音はどこから?
音は止まない 
過聴域を下回る周波数が、耳の奥で沼のようにひろがる
不快感が残響して、頭をクリアにできない

反射ができずに、入り込むそれらのノイズに、三半規管が疲弊させられる







呪われるか
苦しみを選ぶか

どちらか一方の選択







頭に既に考えてあることを
話している
すると、
イメージは絶対化していく
話す前に準備されているお喋り







人間が屯する領域には
淀みが生まれる

淀みは物質化し、
正気な心を撹乱させる

あれこれに酔わされて
「自由」が何かを忘れちまう







止まない雑音があれば
脳内はそれを現実とする
雑音であれど現実

純粋な白を、見ずにあれば
純白を知らず
灰色を白と定める

対比するもので現実は浮かぶ

既知の範疇、その幅で
上限 下限は決まる







どうやって人に好ましい顔をしようかとすれば、どうしようもなく俗悪になる。